私たちが普段何気なく、普通に使っているトイレですが、実は海外の人から見れば「日本人のトイレに対するこだわりはクレイジーだ」と言われるほどに最先端をいっています。
「欧米の5000倍も進んでいる」と言われるほどに日本のトイレは快適なのですが、実は小学校のトイレはまだまだ和式が多く、これに馴染めず困ったことになる子どもがたくさんいるようです。
●日本のトイレは世界最先端!でも小学校のトイレ事情は・・
日本のトイレは世界の最先端を行っています。
例えば、当たり前に使っているトイレットペーパーホルダーですが、これは下から新しいトイレットペーパーで持ち上げれば、終わった芯が上に押し出されて交換できる仕組みです。
これが海外の掲示板サイトに投稿されると、世界中で大絶賛されています。
ウォシュレットや手を触れずに開く便座など、日本のトイレ事情は海外の人から見れば、もうクレイジーと思われるほどのこだわりぶりです。
しかしながら、小学校のトイレ事情は、このように進化しておらず、そのギャップに困ることなる子どもたちがたくさんいます。
小学校の半数以上では、いまだに和式トイレがあり、中には和式トイレしかない小学校もあります。
●小学校入学前に練習しておきたい!和式トイレ!
洋式トイレで育った子どもの中には、またげない、しゃがめない、うんちが出来ない、洋服が汚れてしまう、といった悩みが出てきます。
学校でうんちをすることが恥ずかしい、という理由と、さらに、和式トイレでしたくてもうんちが出来ないということで、勉強や体調にまで支障をきたす恐れがあります。
小学校に入学してから困らないように、入学前には、和式トイレの練習をしておきましょう。
まずは、なんといってもしゃがむ練習をしておきましょう。
絵本で和式トイレのイメージトレーニングをしたり、ストレッチをして足首の柔軟性を良くするのも効果的です。
また実際に、入学説明会や1日体験入学などの際に、小学校の和式トイレに行って練習をしておくと安心です。
和式トイレの練習をしておくことと同時に、学校でうんちをすることが恥ずかしいことではないことも一緒に教えてあげましょう。
普段快適なトレイに慣れ切っている子どもたちですから、早いうちに和式トイレもきちんと使えるように教えてあげてくださいね。
●自動化のトイレで育つ子には他のトレーニングも
他にも、最新設備のマンションなどで育つ子は
・電気が自動で点灯・消灯するので、自分でつけたり消したりする習慣がない
・使用後に自動で水が流れるので、用を足した後に水を流す習慣がない
・蛇口がレバーのものしか使ったことがなく、ひねるタイプの蛇口がうまく使えない
・いつもキレイなトイレしか知らないため、少し汚れたトイレでは排泄できない
などの特徴があげられます。
集団学習や旅行先などで支障が出ないよう、家庭と違うトイレを探して、意識して練習しておくと安心です。
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