結婚して子育てが始まる頃から、パパは仕事が忙しくなったり責任のある立場になるなど社会的にも忙しくなってくる人が多いと思います。
子供のことやママのことが気になっていても、実際には仕事に没頭してしまい、家事や育児などは全てママに任せっきりになってしまっているというパパも多いのではないでしょうか。
最近でこそ、育メンという言葉とともに、家庭や子育てを優先するというパパも増えてきてはいるようですが、現実問題として家庭や子育てを優先できる恵まれた職場環境にいる人は案外少ないのではないでしょうか。
子供が保育園や幼稚園などに行き、ある程度の年齢になって仕事にも余裕が出てくると、気がついたら我が家に自分の居場所がないような気がすると思う人もいると思います。
そのような状態のことは、家庭内ホームレスと呼ばれています。
家庭内ホームレスの状態へと陥ってしまう原因は、長い間蓄積されてきたママのパパに対する不満や家庭での存在感のなさにあるといいます。
子どもたちが家にいなくなる時間が増えてひと段落したママとの関係の中で、パパはママに煙たがれ家庭内ホームレスの状態となってしまうそうです。
このような家庭内ホームレス状態に陥らないようにするためには、忙しい中でも家庭での自分の存在を時々きちんと示して、頼りになる存在ということをアピールしておくと良いかもしれません。
また、子供以上に手がかかると言われないよう、自分のことは自分でできるようにしておくことと、ママのこれまでの生活スタイルにあまり口を出さずに思いやりの気持ちを常に持つことが大切です。
Photo by Chicago’s North Shore Conventions & Visitors Burea