いつも言うことを聞かない我が子に、ついついため息をもらしながら、ダメ出しをしていないでしょうか。
ママからダメ出しばかりされた子は、生きる力をどんどん失ってしまいます。
いつもプラス思考で前向きな人生を送ってほしいと願うなら、ダメ出しはしないで、アドラー心理学を応用した「勇気づけの子育て」がおすすめです。
・ダメ出しばかりしないで!NG子育てとは・・
出来ないところだけにスポット当ててダメ出しをしていないでしょうか。
例えば、嫌いなピーマンを残しているお皿を見て、「また残してる!好き嫌いしちゃダメでしょう!!」などと厳しく叱られていると、子どもはどんどん萎縮してしまいます。
また、結果重視のダメ出しもしていないでしょうか。
例えば、テストの点数が悪かったときや、かけっこで一等賞になれなかったときなどです。
「またこんな点数をもらって。」と、怖い顔でダメ出していては、やる気も失せてしまいます。
失敗してしまったことに対してダメ出しをしてしまうこともありますね。
非難しても子どものやる気、勇気が削がれてしまうばかりです。
・アドラー心理学に学ぶ「勇気づけの子育て」をお手本に!
このようなついついやってしまいがちなダメ出しは、アドラー心理学を応用してみましょう。
アドラー心理学による「勇気づけの子育て」をご紹介します。
出来ないところだけにスポットを当てるダメ出しの場合は、出来ていることにスポットを当ててみましょう。
お皿に食べ残しがあっても、「今日は少し頑張って食べたね。明日はもう少し頑張ってみよう!」と良いことを引き出してあげます。
結果重視のダメ出しの場合は、プロセスを重視してみましょう。
点数ではなく、勉強を頑張ったこと、練習を頑張ったことをほめてあげるのです。
失敗してしまったことのダメ出しは、失敗は成功のもとであること、次はどうすれば失敗しないか考えることが大切だということを教えてあげましょう。
同じことを子どもがしても、ママの心がけ一つで、こんなにも違った子育てになります。
出来てあたり前と思ってしまいがちですが、そんなところにこそスポットを当てて、子どもの生きる力を伸ばしてあげてくださいね。
Photo by Maria Grazia Montagnari