更年期障害と言えば、女性特有のものであると思われていたのですが、最近では、男性の更年期障害も注目されています。男性更年期障害の症状はどんなものがあるのか、女性の更年期障害とは違うのでしょうか。
働き盛りの世代に多く見られるということなのですが、もしかしてうちのパパもそうかも、と思う症状があるかも知れません。
・うちのパパも!?働き盛りの世代に起こる『男性更年期障害』の症状とは・・
更年期障害は、年齢を重ねた女性に起こるもので、加齢によって女性ホルモンの分泌量が急激に減少していくことでさまざまな辛い症状が現れます。
最近、注目されている男性更年期障害は、LOH症候群とも言われていて、これは男性ホルモンが原因となっています。
男性の場合でも、加齢に伴い男性ホルモンのテストステロンの分泌量が変化するので、さまざまな症状が現れてきます。
男性更年期障害は、このテストステロンの減少スピードが早い人ほど発症しやすいようです。
また、脂肪がたくさんついているとテストステロンのの働きが低下するため、男性更年期障害の症状が強く現れるようです。
つまり、肥満傾向の男性ほど、男性更年期障害は起こりやすいのです。
症状としては実にさまざまなものがあります。
大量の汗をかいたり、のぼせやほてりがあったり、めまいや頭痛、性欲の減退や頻尿などの身体的な症状から、イライラしやすくなったり、やる気が起こらなくなったり、不安感や憂鬱な気分になったりという精神的な症状も見られます。
女性の更年期障害の症状とよく似ていますね。
・男性更年期障害かも?と思ったら・・
これらの症状にあてはまり、自分も男性更年期障害かもと思ったら、食事や運動、睡眠といった生活習慣を見直してみましょう。
バランスのとれた食事を摂り、食べ過ぎには注意しましょう。
適度な運動は、男性ホルモンを活性化してくれます。
規則正しい睡眠も男性更年期障害対策では大切なことです。
症状が長引いたり、ひどいようなら医師に診てもらうことも大切です。
メンタル面の症状が辛いようなら心療内科へ、頭痛や動機などの身体の調子が悪いようなら内科へと症状にあった病院を受診するようにしましょう。
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