パパとママは夫婦ですが、自分たちが育ってきた環境は全く異なります。
そのため、夫婦で教育方針が違うこともあります。
夫婦で教育方針が違う場合、子供はどうなってしまうのでしょうか。
・子供が迷ってしまう
同じことをしてもパパはほめてくれるのに、ママには叱られてしまう。
ここまで両極端な夫婦はほとんどいないと思いますが、それほどパパとママの教育方針が違っていると、子供はどうしたらいいのかわからなくなってしまいます。
子供は特に楽な方へ流されやすい傾向があるので、悪いことだと叱る人がいても、ほめる人がいればその人のほうを求めてしまう傾向があります。
結果として、社会のルールを守るというよりも、相手を観察し叱られないように動くことが上手な子に育ってしまいます。
・子供のためにも家族会議を開く
パパとママの教育方針が違っていると、子供は楽な方を選んでしまい、将来的に必要な忍耐力やしつけ、社会のルールなどが身に付きません。
そこで教育方針が違うことを良しとせず、パパとママで最低限の我が家で守らせたいルールを決めておきましょう。
出きれば決まったルールを祖父母にも伝え、守ってもらうようにすれば、子供は迷うことが無くなり、最低限のルールから身に着けていきます。
パパとママが育ってきた環境が異なることもあり、教育方針も違うというのは仕方ありません。
ただ、子供に悪影響を与えることもあるので、家族で守る最低限の教育方針のルールを決めておきましょう。
祖父母や園、学校など子供を取り巻くすべての人たちが同じ認識で動けるように協力してもらうと、子供は迷うことが少なくなります。
Photo by Nate Davis