天国に旅たった息子たちも一緒に家族写真に残したい、という母親の願いが叶えられた感動の写真があります。
さまざまな理由で、生まれてくることが出来ない小さな命がありますが、そんな小さな天使たちは、きっと家族みんなを見守っていてくれるはずです。
・亡くなった2人の息子も一緒に家族写真を撮りたい!
2011年に、ケイティのお腹の中には、2人の赤ちゃんが宿っていることが分かります。
ケイティは、夫のジャスティンと大喜びしていました。
2人は双子の赤ちゃんに出会えること心待ちにして、家族みんなで過ごす毎日のことを夢見ていたと言います。
しかし、ケイティとジャスティン夫婦の夢は叶えられることはありませんでした。
23週目にケイティに陣痛が来てしまったのです。
ケイティは、早産で双子の男の子を出産するのですが、それから間もなく双子の赤ちゃんは息を引き取ることになりました。
ケイティとジャスティンは、最愛の息子を亡くしてしまった悲しみから、なかなか立ち直ることが出来ませんでした。
息子を忘れることができない2人は、しばらくの間、再び子供を作る気持ちになりませんでした。
しかし、それから数年後、長女エイヴァが誕生し、さらに3年後には次女のギリアナも誕生しました。
ケイティは、娘たちとの幸せな暮らしを写真に残したいと考え、写真家のリンダに連絡をしました。
しかし、ケイティは、家族写真の撮影当日、とても悲しい気持ちでいっぱいになります。
ケイティは、そこに2人の息子たちがいないことがとても辛く、娘たちにも2人の兄がいたことを教えてあげたいと考えます。
・小さな天使になった2人の息子がいつまでも見守ってくれている!
ケイティの気持ちを知ったリンダは、家族写真に双子の影を入れるというアイデアを思いつきます。
ケイティとジャスティンの手には、しっかりと小さな兄たちの手が繋がれています。
影の持ち主は、夫婦の家の近所に住む男の子で、双子があのまま成長していれば同い年だった男の子です。
ケイティとジャスティンは、出来上がった写真を見て感激し、今は自宅の暖炉の上に飾られていると言います。
2人の小さな天使がいつまでも家族みんなを見守ってくれていることでしょう。
Photo by 天国に旅立った息子たちが一緒に写った、感動の家族写真