燃え盛る炎の中、命がけで赤ちゃんを守った小さな愛犬がニュースで報道され、世界中で話題を集めています。
これまでにもたくさんの犬が飼い主を守るために命がけの救助を行っています。
犬の忠誠心や勇気には頭が下がる思いになります。
・命がけで赤ちゃんを守ったのは小さな愛犬だった!
アメリカのメリーランド州にあるテラスハウスで、8月14日夜、火災が発生します。
この家には、生後8か月の女の子と、その母親の2人が住んでいました。
消防車が現場に駆け付けた時には、その部屋は炎に包まれ煙が充満していたと言います。
消防隊員が玄関から突入し、2階の部屋にいた赤ちゃんは無事に救出されました。
しかし、赤ちゃんは体の19%にも及ぶ大火傷を負っており、病院に搬送されましたが、今も重篤な状態です。
ただ、燃え盛る炎と煙の中で一命を取り止めることができたのは奇跡的なことで、これには小さな愛犬の存在があったからなのです。
愛犬が赤ちゃんの体に覆いかぶさり、微動だにしなかったそうなのです。
まさにわが身を挺してまで、赤ちゃんの命を守ったのです。
この小さな愛犬と赤ちゃんは、兄弟のように仲良しだったと言います。
赤ちゃんが生まれた時からいつも一緒でした。
いつも一緒に遊び、寝ていたそうです。
残念ながら愛犬は全身に酷い火傷を負い、亡くなっています。
愛犬が命がけで守ってくれた小さな命が助かることを願うばかりです。
・他にも命がけで飼い主を守る愛犬たちが!
命を投げ出してまで飼い主を守る犬の存在は、これまでにもたくさんニュースで取り上げられてます。
同じように民家の火災で、炎に包まれながらも逃げ遅れた飼い主を守ろうと、寄り添い続けた犬がいます。
毒蛇に襲われる少女を、自ら3度も噛まれながらも少女を守った犬がいます。
犬には、人間を助けるような本能は持ち合わせていないと言う人もいますが、彼らの行動を見ていると、本能というよりも、深い深い愛から湧き上がる行動なのではないかと感じますね。
Photo by amblin