知らない人に話しかけるというのは大人でも緊張するものですから子供にしてみたらどれだけ勇気がいることでしょうか。
そんな中、人と仲良くなることについて実験を行った動画が話題を呼んでいます。
・司令官が命令したこと
この動画は人と仲良くなる方法をいつから忘れてしまったのかという一言から始まります。
そこで司令官が人に話しかけることが得意ではないという男女に、初対面の人と友達になるために話しかけるよう指示を出しました。
男女はイヤホンをしており、そこから司令官の命令を受けることができます。
どのような内容かというと、自宅に誘ってみて、妖精について話し合ってみてなど驚くようなものばかりです。
これは初対面の人でも笑うしかないような指令ですから、苦笑いが最初は多く見られました。
しかしこうした大人には思いもつかない話しかけというのは誰もが一度は経験したことがある話しかけだったのです。
・必要なのはきっかけ
さてこの突拍子もない司令官はいったい誰なのか、実は子供なのです。
ほかにもおばあちゃんと同じくらいの年、天国に行ってしまうのか、とても素敵な人だから手長生きしてほしいといった会話を支持していったのです。
確かに子供の話はいつでも突拍子なく、聞いていると思わず笑ってしまうようなものばかりです。
子供は素直だからこそこうした指令を平然と出すことができるのでしょう。
そしてそこに悪意はまったくないため、誰もが許してしまうのです。
この人と仲良くなりたい、そう思うことがたとえ初対面の人であっても会話をすることができ、盛り上がることができるのかもしれません。
話しかけることはきっかけであり、ポケットに一つガムや飴を忍ばせておくだけでもいいでしょう。
そこからどう会話を展開していくかは子供のように純粋で素直な気持ちなのでしょう。
子供を見ていると初めて公園で会ったような子でも親同士は尻込みしているのに対し勝手に一緒に遊んでいます。
これを考えれば、人と仲良くする方法というのは意外とすぐに見つかるのかもしれません。
Photo by Ben Fitzgerald-O’Connor