子供にしつけを行う上で、親は常に気が抜けない状態です。
親が悪いことをしていれば子供に注意していても説得力がないからです。
しかし、子供は意外なところで親の良くない行動を見ているものなのです。
・マナー違反
いつもはあれもしちゃだめ、これもしちゃいけないと子供に諭しているお父さんお母さん。
しかし、子供が見ていないだろうと思って、ちょっと魔が差してやってしまったことを子供は意外と見ています。
例えば信号無視。
普段子供には青信号になってから渡らなければ危ないと叱っているのに、赤信号で車が来ないことを確認して渡ってしまったり、子供が見ていないと思って空き缶をポイ捨てしてしまうことがあるのです。
しかし子供は実はしっかりと見ています。
そして親の真似をしてしまうのです。
ままごとなどでその家庭の事情がよくわかるというのは、実はこのようなところにあります。
・大人の良くない行いは子に反映する
子供がなかなかいうことを聞かないと嘆く親がいます。
その時は少し考えてみてください。
叱っている親が悪いことをしていませんか。
親が悪いことをしていれば、子供はなかなか大人の言うことは聞いてくれません。
また、自分の子の行いがあまり良くないと感じたら、自分を振り返ってみてください。
子供が見ていないと思って気を抜いてマナー違反をしていませんか。
子供はしっかり見ているので、何かのきっかけで親の真似をしてしまうことがあります。
子供の前で常にいい人であるのはとても難しいことです。
しかし、子供に手本を見せるのであれば、少なくても子供がそばにいるときは気を抜いてはいけません。
気を抜くのは子供が寝たり、子供がそばにいないときだけにして、子供がそばにいるときは気を引き締めましょう。
Photo by Clarkston SCAMP