子供は実は大人が思っている以上に大人の考えを持っています。
それを生かすのも殺すのも親の指導次第なのです。
・子供のやることに過剰に親が反応しない
子供はいろいろな経験をすることで成長していきます。
時には喧嘩したり、相手を無視してしまうこともあるでしょう。
しかし、それらの行動も子供にとっては人間関係を築いていくうえで重要な経験なのです。
しかし、近年、子供につらい思いはさせたくないなどと、子供がつらい思いをしたり、人につらい思いをさせたなどといえば、すぐに親が出てきて解決させてしまうことがあります。
これでは子供は成長しません。
子供の意識は大人が思っている年齢より3歳ほど上といわれているのですから、ある程度物心がついてきたら子供たち同士で解決できるようにアドバイスする程度でよいのです。
・子供がいろいろな体験ができる環境を作っていく
子供はいろいろな体験を通して、世の中や人間関係の作り方などを学んでいきます。
しかし、今の子たちは早期教育や、治安の悪化、携帯ゲームの普及などに伴い、なかなか思い切り外で遊ぶことができなくなってきました。
できるだけ、日常生活の中で体験やふれあいができるような時間を作り出し、世の中の人たちと交流することも一つの勉強です。
子供は親が思った以上にいろいろなことができます。
また、親が思っている以上に様々なことを考えているものです。
そういった子供の意識を大切にして、伸ばしてあげる工夫が大切です。
Photo by Andrew Goodall