子供ができると親は、子供の目の前で話をしてはいけないことが出てきます。
そこで、子供が寝てしまった後などに話をすることになるのですが、子供は聞いていないようで意外と聞いていることが多いものです。
・親のケンカ
子供が見ていない、子供が寝たと夫婦でいろいろな話をしている間に、育児や家事のことでの二人の意見が食い違い、ケンカになってしまうことがあります。
親は子供が見ていないと思って思い切りケンカしますが、実は子供はそれを見ていることが良くあるのです。
子供がお人形遊びをしていた時に、出てくるお人形同士をケンカさせていたり、お友達とママゴトをしているときに、自分が聞いていた範囲で夫婦喧嘩を再現するときがあります。
・親同士の愛情表現
子供がいるとはいえ、パパやママだって夫婦です。
普段も仲良しのパパやママも多いですが、子供に見られたら恥ずかしいような愛情表現やスキンシップをしている時もあります。
そういうときのパパやママは、スキンシップの最中でも子供が起きてこないか、子供に見られていないかなど気は使っていますが、時には子供が見ている時もあります。
ママが家事をしている間に、自分の部屋にある長い枕を相手に、自分たちの愛情表現を再現している子供を見て恥ずかしい思いをしたというママも多いのです。
子供にどこまで見せていいのかは、親としても非常に悩むところです。
しかし、すべてを隠してしまうと、子供は興味本位からアパやママがしていることを陰から覗いてしまいます。
すべてさらけ出すことも決して子供の教育上にはよくありませんが、時にはパパとママは仲良しなんだとか、こうして話し合いしているんだというところを見せることで、子供も安心して陰から覗かなくなります。
Photo by Oleg Sidorenko