子供の成長はとても早く、あっという間に大きくなってしまいます。
特に言葉を覚えて話せるようになってくると、しぐさや言葉が親と似てきてびっくりすることもあります。
・嘘でしょう!!
子供が何かをしていて、思わず失敗してしまったり、持っていたものを落としてしまったときなどに、親はよくびっくりして、嘘でしょうとびっくりしてしまうことがあります。
それを見ていた子供がその親の行動を面白いと感じてしまったのか、自分が何かを失敗したときに、親より先に口を押え、オーバーなリアクションでうそでしょ!!と叫んでいたのには、今まさにそのセリフを言おうとしていた親自身がびっくりしてしまいました。
あまりに完璧なリアクションに、叱るより先に笑ってしまいます。
・もう知らない!!
子供を叱っているとき、何度注意しても子供がいうことを聞いてくれないときによく親が使ってしまう言葉です。
おもちゃなどを片付けなさいと言っているのにいうことを聞かないときは、もう知らない!!捨てるからねと言ってごみ袋にまとめて捨てるふりをしていました。
ある時、子供部屋から何やらぶつぶつと声が聞こえたので覗いてみたら、もう知らない!!捨てちゃうからね!!と言いながら、箱にきちんとお片付けしているのをみて、思わず笑ってしまいました。
そのあと、良く片付けたねと褒めてあげました。
子供は大人が言う言葉をよく聞いています。
うちの子は親の言うことを聞かないというのは、子供にわかるように注意していないからなのです。
大人がしっかり子どもに手本を見せていれば、いつか子供も親の真似をして自分でやり始めるようになります。
Photo by David Amsler