子供はいろいろな遊びを作り出す名人です。
時には子供は楽しんで笑いながら遊んでいるのに、大人には理解できず、反応に困ってしまうこともあります。
・どろんこ遊び
子供はなぜかどろんこ遊びが大好きです。
どろんこでいっぱい遊ぶと服がドロドロに汚れてしまい、怒った経験があるママも多いのではないでしょうか。
泥の感触は子供にとってはなかなか体験することができない感触です。
その為、泥をかき混ぜたり、泥の中に入ったりして楽しむのです。
どろんこ遊びも少し高度になると、泥団子を作ったり、どろんこでママゴト、どろんこで田植えごっこなど少し高度な遊びへと変わっていきます。
このような大人になってしまうとなかなか新鮮に思えなくなってしまう感触などを味わって楽しむことができるのも、子供の遊びの特徴です。
・ぬいぐるみ遊び
大人になってもぬいぐるみが大好きな人は多いと思いますが、大人は自分の好きなぬいぐるみを飾って満足しています。
それに対し、子供はぬいぐるみを使ってママゴトや家族ごっこなどをすることがあります。
大人にすればママゴトや家族ごっこは子供自身がやればもっと面白いと思うのですが、子供は自分の大好きなぬいぐるみを用いることで、より社会を身近に感じることができます。
子どもにとってのお気に入りのぬいぐるみは、単なるぬいぐるみではなく、自分の親友であることが多いです。
その親友と家族ごっこなどを通して、より社会生活を身に着けていくのです。
大人からすれば何の意味もないような遊びでも、子供にとっては新鮮で楽しい遊びです。
また、その感触や遊び方から、友達同士の付き合い方や様々な感触などを学びます。
一緒に楽しむことができなかったとしても笑顔で見守ってあげてください。
Photo by Madeleine Ball