毎日洗濯をしているという方も少なくないと思いますが、臭いや汚れが残る、衣類が縮むなど悩みを抱えている方もいるでしょう。
ここで今一度洗濯の基本を押さえておくといいかもしれません。
・洗濯槽まで気が回っていますか
よくあるのは洗濯機が汚れているために洗濯物に汚れが付着しているということです。
洗濯機は1年に1回、少量のお酢を入れたお湯で回して掃除し、終わったら蓋を開けて乾燥させましょう。
それから普段の洗濯に使う洗剤の量も適切か確認しなければ、洗い残りやカビの原因となります。
洗剤の種類も高ければいいというものではありませんし、身の回りにあるものも役立ちます。
たとえば染み抜きにはチョーク、記事を柔らかくするならレモン汁、漂白なら塩です。
また洗濯機には最大容量がありますので、一度に衣類を押し込まないようにしましょう。
・洗濯物の取り扱いが間違っている
よく間違っているのはシミがついた部分をごしごしこすってから洗い穴をあけてしまうことです。
生地によっては弱いものもありますので、シミは水に浸けてから優しくこすりましょう。
また衣類は色別、素材別で洗い、タオルと衣類も別々に洗うのが正解です。
服によってはファスナーあるいはボタンがついていますが、ファスナーは閉じて、ボタンは開けて洗濯してください。
生地の中にはスパンデックスのように伸縮するものがありますが、水着やサイクルジャージなどは冷水を使って手洗いしましょう。
羽毛の寝具は洗濯後、洗剤を入れないでもう一度回すと洗剤残りの心配がありません。
またタオルに柔軟剤を使う人がいますが、水分の吸収が悪くなりますので止めましょう。
衣類に穴が開いている場合、フックやワイヤーなどが原因のことが多いので、ブラジャーをはじめ、傷みやすいストッキングなどはネットに入れて洗濯します。
このようにちょっとした気づきで日常の洗濯はレベルアップしますから、今まで間違った洗濯をしていた方は見直してみてください。
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