亭主元気で留守がいいという言葉が流行しましたが、イクメンという言葉を耳にするようになった時代でも、まだまだ亭主元気で留守、という家庭が多いようです。
今は、亭主しっかり家事育児が求められる時代ですが、これは可能なのでしょうか。
・世の中は変わらないのか!?男性の家事育児参加について
とある働く女性支援イベントのワークショップで、「パパは死んだものと思っている」という発言があり、これが30代の若いワーキングママから賛同の声が相次いだそうです。
若い共働きの家庭では、まだまだ亭主元気で留守の家庭が多いようです。
働く女性はもちろん、専業主婦も1人で子育てを乗り越えてきたのです。
団塊世代の核家族のママから生まれた「亭主元気で留守がいい」といいう言葉も、家事育児に参加してくれないパパへの非難が込められていたはずです。
今は、亭主しっかり家事育児、が本気で求められる時代ですが、このニーズに男性の働き方はもちろん、男性の意識もまだまだ追いついていないようです。
「育休を取ったら降格されて会社を辞めた」「1週間ほど育休を取ったけど、家で寝てばかりいた」という声がたくさん聞かれます。
・若い男性には意識に変化が!
男性が育児に積極的に参加すれば、減収につながることが大きなネックになっているようです。
家事や育児に積極的に参加しようとすれば、それだけ就労時間が短くなるので、出世から遠のくのではないかという意見もありますが、そもそも今の若い男性がそこまでの出世欲があるのでしょうか。
ある調査では、20代男性の4割が「育児にきちんと関わりたい」と答えています。
男性の働き方や家事育児への参加の仕方も、より多様化してくるのではないでしょうか。
出世だけを求める生き方に疑問を持つ男性も増えくるように感じるのは私だけでしょうか。
Photo by Shannon McGee