我が子が小児がんになってしまったら、いったい私はどうなってしまうのか、などと考えたことがない方がほとんどではないでしょうか。
先進国では、小児がんは子供の死因として事故に次ぐ位置を占めており、決して他人ごとではありません。
・小児がんを患う子供を持つ家族の気持ちとは・・
小児がんを患ってしまった子供を持つ家族の気持ちとは、いったいどのようなものなのでしょう。
元気な子供に手を焼く毎日の親にとって、それは図り知れないものです。
「幼い我が子がガンを宣告されたとき無力感に襲われ、足元の地面が崩れ去るようだった。悲嘆に暮れて、幼い我が子がもう死んでしまったように感じた。」と告白する母親もいます。
子供がガンであると分かったとき、親はそのあまりにも厳しい現実に圧倒され、恐れを感じると言います。
小児がんは、身近な病気ではありませんが、それでも世界中に毎年16万人以上もの子供がガンと診断されています。
・小児がんを患う子供を持つ親たちの団体も!
小児がんの子供を持つ親や家族は、その辛い現実を前に悲嘆に暮れているばかりはいられません。
小児がんから子供を救わなければいけません。
心から泣くことさえできない親たちは、必死に毎日を生きています。
そんな小児がんの子供を持つ親たちの団体があります。
不治の病ではなくなってきてはいるものの、小児がん患者とその家族、親の気持ちは、当事者にしか分からないとても辛い苦しさがあります。
その問題を少しでも軽くしようと発足されたCCAJという団体があります。
小児がんを患ってしまった家族の気持ちは私たちの想像を絶するものです。
育児が大変な毎日でも、元気に暮らせるという当たり前のことが、どれほど幸せなことかを忘れないでおきたいですね。
Photo by Aurimas Mikalauskas