新生児の赤ちゃんの体には不思議なことがいっぱいあります。
育児書にものっていない知らなかったことが起こるので、驚いてしまうママも多いようです。
・女の子は生後間もなく生理になる!?母乳が出る!?
初めて出産を経験するママには、「大丈夫なの?」と、思わず心配してしまうような不思議なことが赤ちゃんの身体に起こります。
例えば女の子の場合、生後3~5日くらいの頃に、性器から出血が見られることがあります。
「新生児月経」と言われるもので、おむつにほんの少し出血があるので知らないママはびっくりしてしまうことでしょう。
一週間程度で終わるのですが、これは赤ちゃんが病気なのでも、生理になったわけでもありません。
ママのホルモンバランスの影響によるものなので心配はありません。
また、母乳が出る赤ちゃんもいます。
生後2~3日くらいの新生児の乳頭から、母乳みたいな半透明~白色の液体が分泌されることがあるのですが、これもママから移行した女性ホルモンの作用によるものです。
「魔乳」と言われているもので、男女ともに見られますが、女の子の方が多く見られるようです。
・生まれたばかりなのに、うんちが出るのはどうして!?歯が生えている赤ちゃんも!
まだ何も食べていない赤ちゃんから、うんちが出るのはどうして?と思ったことはないでしょうか。
生後間もなく出る緑がかった黒っぽいうんちは、「胎便」と言われるもので、これはママのお腹の中で飲んだ羊水などが便となって出ているのです。
「胎便」が全て排出されると、その後は通常の色のうんちになります。
稀なケースですが、生まれたばかりなのに歯が生えている赤ちゃんもいます。
「先天性歯」や「魔歯」と呼ばれている症状で、とても薄くて脆いので自然に抜けることが多く、抜けても問題はありません。
どの赤ちゃんにも起こることではないので、出産経験のあるママでも知らなかったということもあるのではないでしょうか。
ママのお腹の中に少し前までいた新生児の体には、不思議なことがたくさんあるのですね。
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