赤ちゃんが生まれると、パパやママは子供の成長を考えていきます。
首が座り、寝返り、お座りができるようになってハイハイし、つかまり立ちからタッチができるようになって、少しずつ歩けるようになるのが一般的な成長の流れです。
しかし、これは一般的な流れであって、あくまでも個人差があります。
特に、ハイハイ以降の成長に関しては、個人差が大きいのが特徴です。
・ハイハイの意味
子供の成長においてハイハイはおっきな意味があります。
ハイハイをすることでバランス感覚や反射神経が鍛えられるほか、腕や手の筋力アップ、脳の発達にも影響を及ぼすのです。
その為、ハイハイの期間が長ければ長いほど、運動の能力が高くなるという結果が出ています。
手足を十分動かすことによって、集中力や言葉の発達も早くなります。
そのためできればハイハイはしたほうが良いと考えられています。
・ハイハイしないとだめなのか
今は子供をあまり泣かせないようにするために、歩行器などに長い時間載せていると、目線が寝ている時とは全く違うため、ハイハイを嫌がる子もいます。
ハイハイを嫌がると、寝返り状態からいきなりつかまり立ちを始めてしまう子もいるのです。
子供の成長には個人差がありますから、ハイハイをしないでいきなり立ち、あんよを初めても問題はありません。
しかし、運動機能や脳の発達に影響が多少は出てくるため、遊びの中にハイハイを取り入れていくとよいです。
ママがちょう座で座り、膝でトンネルを作って子供にハイハイでくぐってもらいなど、ハイハイを取り入れた遊びを行うことで、ハイハイの効果を得ることは可能です。
一度あんよを覚えてしまった子供は、歩くのを辞めさせると逆に発達に悪影響を及ぼしてしまいます。
そこで発達途中でハイハイをしてこなかった赤ちゃんは、ママとの触れ合いや遊びの中にハイハイを取り入れていきましょう。
Photo by Nathan Walker