ハイハイしようとしている赤ちゃんやずりばいしかしない赤ちゃんを見るとつい手助けしてあげたくなりますが、どのくらいまで手を出していいのでしょうか。
赤ちゃんのハイハイの種類と手助けできる範囲について見てみましょう。
・ハイハイの種類
赤ちゃんのハイハイの姿勢と言うと両手のひらと膝、足の甲を床に着けるいわゆる四つん這いの状態をイメージする人が多いでしょう。
ですが実は赤ちゃんのハイハイは大きく3種類に分けられ、肘と手のひら、お腹と足全体がつくずりばい、両手のひらと両足の裏だけが床につく高這いの3種類です。
ずりばいから四つん這いになる赤ちゃんもいますし、ずりばいのままつかまり立ちをマスターして歩き出す赤ちゃんもいますので、四つん這いにならないから心配と言うことはないのです。
ハイハイで大切なことは赤ちゃんが腕と足の使い方を覚えて前に進む方法を習得することです。
・ママが手助けできることはほとんどない
ママがハイハイのお手伝いをするなら、最初なかなか進みたいのに進めないという赤ちゃんの欲求を満たすこと、危険な場所を回避させることです。
腕と足を順に動かしてあげたり、ママが実践してハイハイの方法を教えると自然と身についていきます。
また目の前に階段がある、ストーブがあるなど危険ゾーンに入らないように赤ちゃんが向かっていったら方向転換してあげるようにしましょう。
安全な場所でハイハイをたくさんすることで赤ちゃんは成長していくのです。
赤ちゃんのハイハイは赤ちゃんの体の成長のために必要不可欠です。
あくまでもママはサポート役に徹し、赤ちゃんの成長を見守ってあげましょう。
Photo by Todd Morris