他の子は苦手なのに、自分の子はすごく可愛い。
そのような経験を持っている人も多いのではないでしょうか。
子供が苦手だと、子供を産んでもうまく育てていけるかなどと不安を感じるものですが、生んでみると自分の子は可愛いのです。
・毎日の積み重ね
他の事自分の子の違いは、まず自分のおなかを痛めて生んだ子供であるかどうかです。
他の子は自分が生んだわけではありません。
増して自分が育てているわけでもないので、自分が思っているような行動をとらない場合があります。
それに対し、自分の子は自分のおなかを痛めて生んだ子供です。
その為、一体感が違ってきます。
自分の子は常に一緒に生活しますから、時折見せる可愛らしいしぐさや表情を親は目撃します。
これによって自分の子供は可愛いと思えるのです。
・子育てホルモンオキシトシンの働き
女性は子供を出産するときや授乳するときに、オキシトシンという子育てホルモンを大量に分泌します。
このオキシトシンという育児ホルモンが分泌されることによって、自分の子供を可愛いと感じ、抱きしめたくなる気持ちにしてくれます。
さらに授乳や日々の子育てによって赤ちゃんとの精神的な結びつきが強くなり、赤ちゃんを心から愛せるようになります。
育児ホルモンのオキシトシンが子供を可愛いと思わせるホルモンであるとすれば、それが分泌されない父親は子供を可愛いと思えないのかといえば、そうではありません。
できるだけ赤ちゃんのそばにいて、さまざまなスキンシップを行うことによって、ホルモンが分泌されなくても自分の子が可愛いと感じるようになります。
Photo by Quinn Dombrowski