ついつい子供の目の前で、お父さんの悪口を言っていませんか。
悪口を言っているつもりでなくても、寝てばっかりなどという言葉や、そんなことをしたらお父さんが怒るよなどという言葉も、子供にとってはお父さんの悪口になってしまいます。
・子供にはお父さんの血も流れている
いくら子供の外見が母親に似ていても、子供がお父さんにあまりなついていないとしても、子供の中にはお父さんの血も半分流れています。
その為、子供の前でお父さんを否定することは、結果として子供の半分の面を否定することになります。
子供は生まれてしばらくの間は、お父さんもお母さんもどちらも平等に大好きです。
そのお父さんの悪口を目の前で言われることはあまりいい気分はしないのです。
・確実にお父さんが悪い場合には子供から離れていく
今では積極的に育児に参加しているお父さんも多いので、お父さんになじんでいる子供も多いでしょう。
母親としてみれば自分への子供からの愛が薄れているようでさみしい感じがしますが、やっぱりいざというとき子供が頼るのはお母さんです。
明らかにお父さんが間違ったことをしている場合には、子供が大きくなると自然とわかり離れていきます。
愚痴をこぼす場所が少なくなるのはつらいと思いますが、子供の前で愚痴るのだけはやめましょう。
仕事で忙しいのはわかっていても、なかなか家事や育児に協力してくれない。
愚痴りたくなる気持ちもわかります。
しかし、子供にとってはお父さんも身内の一人です。
目の前で愚痴られると自分の一面も否定された気持ちになる子もいます。
愚痴は子供のいない場所だけにとどめておきましょう。
Photo by quinn norton