赤ちゃんが生まれてからの1年は行事が盛りだくさんですが、どのようなイベントがあるのかスケジュール管理に役立ててみましょう。
・お宮参り
生後1カ月ころに産土神様へ赤ちゃんが無事に生まれたことを報告し、成長を願う儀式を行います。
赤ちゃんにとっては初めての神社参拝ですが、男の子は生後31日か32日、女の子は生後32日か33日目に行うのが通例です。
ですがご両親や実家の祖父母のスケジュールもありますから、母子の健康状態を見て天候のいい日を選んで行くといいでしょう。
なお、北海道などは寒い時期があるためお宮参りではなく百日参りにする風習があります。
夏の暑い日や冬の寒い日に無理に行くことはありませんので、暖かくなってから参拝してもいいでしょう。
・お食い初め
赤ちゃんに初めての食事を与える日ですが、基本的に百日に行われますので本当に飲みこむことはしません。
年長者が箸の先に食事を付け、赤ちゃんの口にちょんちょんとつけてあげるだけで大丈夫です。
基本的には尾頭付きのタイや赤飯、お吸い物に煮物、香の物を用意するとされています。
食器も男の子は黒塗り、女の子は朱塗りの漆器や焼き物を用意します。
お宮参りに行くと神社から歯固めの石をもらうことがありますが、これは丈夫な歯が生えてくるように祈って使います。
順番はご飯、お吸い物、ご飯、魚、それからご飯、お吸い物とこの6つの順番を3回繰り返します。
最後に歯固めの石に箸の先を付け、歯茎に優しく当ててあげましょう。
ほかにもハーフバースデーや予防接種デビューなど、赤ちゃんは0歳が一番忙しいと言えるでしょう。
スケジュールを組む時に、どんなイベントがあるのかチェックしてみてください。
Photo by Oleg Sidorenko