体が丈夫でしっかりしているので、男の子より女の子の方が育てやすいと言われるように、子供であっても男か女かということで叱り方も違ってきます。
その理由は、単純に言ってしまうと男女それぞれに基本的な性格が異なるからです。
男の子というのは、一つのことを深く冷静に考えたり判断することが苦手ですし、人の話をきちんと聞くのも苦手です。
そのためママに注意されたことをすぐに実行しませんし、特に心にとめることもないので同じ間違いを繰り返してしまうことも少なくありません。
そうすると、ママもだんだん感情的になってしまって、いい加減にしなさいと怒鳴ってしまうことも多いのではないでしょうか。
男の子は叱られてもスルーしてしまうことが多いので、叱るときには目を見て、声のトーンを下げるなど態度でわかるようにするのが正解です。
逆に女の子は読解力に優れていますし、周りの人の行動もきちんと見ているので、小さいころから善悪の区別をつけられるようになるのですが、その反面自立心が育つのも早いです。
自分の中でいいこと悪いことを判断しているので、親目線で叱ると反発したり言い訳をしてしまいます。
ですので、女の子の場合は叱るにしても、優しい言葉で伝えるようにしましょう。
またしっかりしている子も多いので、叱るよりも「こうしてくれると助かるな」というように親が頼るような伝え方をすると効果的です。
もちろん、これは一般論なのですべての子供に当てはまることではありません。
ですが男の子と女の子は違う性質を持っているので、何度言っても言う事を聞かない、叱っても効果がないという場合は、一度叱り方を見直してみるといいですね。
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