子どもをほめて伸ばそう、という子育てを掲げる人は多いでしょう。
褒めることは人を尊敬することを覚えるというのは本当なのでしょうか。
・褒めることにはメリットが多い
子どもを育てる上で褒めることを中心にすると、子どもは自分に自信を持つことができます。
また自分を見てくれていると感じているので、安心できますし、心に余裕が生まれ、さらに信頼関係も厚くなります。
のびのびとした成長は信頼関係あってこそですから、親御さんにとってもメリットは大きいと言えるでしょう。
また褒められていることを知っているので、ほかの人のいいところを見つけて称えることができるのも特徴です。
相手を尊敬し、その人のためにできることをしようとすると言います。
・褒めるとおだてるを間違えないこと
ただし、褒めてばかりいると子どもは何をやってもいいと勘違いしてしまいます。
自分がこうしてほしいからこう褒めよう、というのは褒めるのではなくおだてです。
本当はいけないことなのに褒めてしまうのも、悪いことといいことの区別がつかなくなります。
ですから悪いことをしたらその場で叱り、次から気を付けるよう注意しましょう。
子どもへかける言葉もメリハリをつけることで、子どもは褒められることが特別なことと知ることができます。
褒めるときは何が良かったのか具体的に褒め、頑張りを認めることが大切です。
子どもは褒められるとうれしいですし、また頑張ろうという気持ちを持つようになります。
それが相手を思いやり、尊敬することにもつながりますので、子供のいいところを見つけてあげませんか。
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