育児に家事に、何かと頑張っているママ。
中にはそのうえ仕事もこなしているママもたくさんいます。
しかし、育児や家事をママ任せのパパたちは育児や家事のつらさは全く理解ができません。
パパに知ってほしい育児のつらさを10ヶ条にまとめてみました。
・思い通りにいかない
子供相手なので当たり前のことですが、子育ては何かと思い通りにいかないことが多いものです。
泣いても原因がわからなかったり、1日のスケジュールを立てようとしてもなかなか予定通りにいきません。
子育ては思い通りに進まないと頭ではわかっていても、なかなか受け入れることができなくてイライラしてしまいます。
・肉体的な疲労
特に子供が卒乳していなければ、夜中でもお腹が空いたと泣いてしまうことがあります。
朝までゆっくり眠れる時間はほとんどありません。
そのまま朝を迎え、家事や育児を継続させていかなければならないため、肉体的疲労はかなりのものです。
・精神的な疲れ
肉体的に非常に疲れているにもかかわらず、ゆっくり休む時間はなかなか取れません。
その為、精神的にも疲れてしまいます。
また、出産前にはできていたことが、できなくなってしまうことで精神的な疲労はピークになってしまいます。
・予期せぬ出費
おむつをしている間のおむつ代や、子供の成長に必要な費用など、育児には予期せぬ出費を伴います。
こども保険や学資保険に入るなどして、予期せぬ出費に備えておくことは大切です。
・仕事の問題
出産前仕事をしていたママにとっては、出産後専業主婦になるか、職場復帰するかは大きな問題です。
職場復帰するとなるとパパにも育児や家事を分担してもらわなければならないため、早目に話し合っておきましょう。
・子供の心身の成長
出産後子供は3歳半ころまで数回の定期検診を受けることになります。
その時他の子に比べて成長が遅いことを指摘されることがあります。
子どもにも成長には個人差があるため、ほかの子と比較したり、一般的な平均と比べたりしないようにしてください。
・パパが家事や育児に参加しない
パパは普段外で仕事をしています。
その為、休日くらいは休ませてほしいと願っています。
しかし、小さな子供を育てるママには休みはほとんどありません。
自分がやりたいことをゆっくりやっている時間もないのです。
そこで、自分でできることからでいいので、パパには育児や家事を分担してほしいのです。
どうしても理解してくれないパパには、半日でも育児や家事をお願いして、辛さを理解してもらいましょう。
・自分の付き合いを優先させる
パパは仕事の接待や、仕事が終わってから友達と飲みに行ったりすることがあります。
気を使いつつ言ってくれればまだ許せますが、たまに、開き直って堂々と飲んで歩く人もいます。
家事や育児に巻き込んで、なるべく早く帰ってきてもらうようにするとママのイライラが少なくて済みます。
・産後の体形にケチをつける
産後は育児や家事の忙しさなどから、自分の体調や体型を気にしていられなくなります。
産後ダイエットしてもなかなかうまくいっていないところに、「まだやせないの」など心無い言葉はかけないでほしいところです。
・育児にダメだしする
自分はほとんど家事や育児に参加しないのに、育児や家事の方針が自分と違うからとダメ出しをするパパも多いです。
ダメだしされてイライラするようであれば、時には夫婦だけの時間を作って、二人で話す時間も摂りましょう。
この時、奥さんからの要望もしっかりパパに伝えると、パパが育児に参加してくれることもあるかもしれません。
外で仕事をしているパパにとって、育児や家事は未知の領域です。
その為、理解できないことから様々な問題が発生する場合があります。
時間が取れるときに、しっかりパパと育児や家事についての話し合いを行っておきましょう。
Photo by Lindsay Eyink