褒めるのも叱るのも、大切な子育て方法の一つであり、子供の人間形成の上でもとても重要ですね。
子供には一人一人個性があり、育つ環境も違うので「これが正しい」という子育て法はありませんが、褒めたり叱ったりすることで子供は喜びや悪いということを覚えていきます。
ここで大事なのが「タイミング」です。
いくらきちんと褒めたり叱ったりしても、タイミングがずれていたら子供には伝わりません。
基本的にはどちらも「すぐにその場で」というのがベストなタイミングですね。
お手伝いをしてくれたら「ありがとう、えらいね」、いたずらをしたら「○○をすると迷惑がかかるからやめようね」というように、その出来事に対してすぐにレスをすることが重要です。
褒めるにしても叱るにしても、時間が経てば経つほどその効果はなくなってしまいますし、子供からするとなんのことを言われているのかわかりません。
ただし、叱る時には一つ注意が必要です。
それは大勢の人がいる前で叱らないということです。
子供であっても自尊心があり、公衆の面前で叱られてしまうとプライドが傷ついてしまって、そちらのダメージの方が大きくなってしまいます。
ですので、すぐに叱るにしても、人がいる場合にはちょっと離れたところに行ったり、周りには分からないようにして何がどう悪いのかをきちんと教えてあげましょう。
褒めることも叱ることも、どちらも育児には欠かせないことですが、タイミングを間違えると逆効果になることもあるので気をつけてください。
Photo by Gareth Williams






