女の子の子供を持ったパパは、あまりの可愛さについ甘やかしてしまう傾向があるようですね。
パパは日中仕事で家に居ないことが多く、子育てはママが中心です。
一方、ママは女の子でも叱る時は叱らないといけませんので、どうしても甘やかしてくれるパパに懐く傾向があります。パパにしてみれば、家にいる時は自分にべったりなので、余計に甘やかしてしまうという悪循環に陥ります。
子供を可愛がるのは悪い事ではありませんし、親の愛情を感じられるのは子供にとってもいい事です。両親のうちどちらかが叱っても、どちらかがフォローすれば子供は逃げ場があるので安心します。
でも子供が悪い事をしてママに叱られたのに、それを全く無視してパパが娘を庇ってしまうと子供はなぜ叱られたのかを忘れ、ママだけが悪者になってしまいます。
無責任に甘やかすのは本当の愛情ではありません。パパがフォロー役にまわるなら、パパが、なぜママが叱ったのかをきちんと説明してあげるのが役割になります。
これをせずにただ甘やかしてしまうと、良い事と悪い事の区別ができない子になってしまいます。
しつけに対する線引きも難しい部分がありますが時には、叩く事が必要な場合もあります。
現在は叩くというとすぐに虐待と考える傾向がありますが、触ってはいけない物に手を出したときに手をポンと軽く叩く事で危険を回避出来る場合もあります。
もちろん力加減は大切ですが、甘やかす事が愛情とは限らない事を理解して、親も子供と接するべきではないでしょうか。
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