いわゆる知育玩具というものがたくさんありますが、どういったものが、子どもの頭の回転をよくするのでしょうか?
特に変わったものというよりも、手先を使って遊ぶもの、想像力を育てるもの、好奇心を引き出すものが良いようです。
生まれたばかりの0歳時にとって、指先で触ったり、舐めたり噛んだりできるおもちゃで自由に遊べるのは、脳の発達にも良く、好奇心も満たされます。
指先を動かすという動作が、脳に良いことは知られていますが、赤ちゃんにとっても同じで、人の脳の神経が60%も出来上がるといわれる2歳までは、指先を使うおもちゃを与えてあげたいものです。
生まれてすぐから遊べるおもちゃは、ガラガラやベビージムなどですね。
なんでもすぐに口に入れるので、安全性にはくれぐれも配慮してください
。
生後3ヶ月くらいになってくると、はがしたり、めくったりして遊べる、布の絵本などもいいですね。
6ヶ月を過ぎると、遊べるおもちゃもぐんと増えてきます。
押したり叩いたりして音を鳴らしたり、引っ張ったりと、多彩な遊びのできるおもちゃで、興味や好奇心を育ててあげたいですね。
また、その後は年齢に合わせた積み木やブロックが、こどもの想像力を育て、豊かな感性を育むとして人気です。
昔ながらのおもちゃですが、知能の発達にも大変役立つおもちゃと考えられています。
最近では、かわいいキャラクターのついた、コップがさねやコロコロBIGタワーといった、乳幼児の知能の発達を促進する、トレーニングトイというものも人気です。
これらの一見単純に見える遊びが、ものの大きさ、色、形などに関する認識力や理解力を育てます。
ただ、これらのおもちゃは、パパやママ、周囲の人たちの働きかけがあってこそ生きてきます。おもちゃを与えて一人で遊ばせるのではなく、言葉をかけ、手をかけ、目をかけるようにしてくださいね。
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