子育てで最も苦労することの一つに、子供の食事があります。
食べ物を残されると、苦労して食事の支度をしているのに、と憤慨してしまいますね。好き嫌いや、食事の量が少なかったりする子供はけっこう多いものです。
ではいつも食べ物を残す子どもに対して、どのようにしつければ良いでしょうか。
1)3~4歳のうちは、他の食べ物に混ぜてみましょう。
よくあるのが、ニンジンやピーマンなどの子どもが嫌いな野菜を細かく刻んで、ハンバーグやチャーハンに混ぜてしまうと言う方法です。
それが食べられたら、ピーマンが食べられたね、ニンジンが食べられたねなど褒めてあげましょう。
2)5~6歳になると形を認識して食べさせてあげることも必要ですから、食べられたらひたすら褒めてあげましょう。
たとえばニンジンをソテーしたものを食べてみようと誘ってみたりするのもいいですが、子どもが好きな味付けがあるようなら、味付けを徐々に変えてみるのも良いかもしれません。
子どもが食べやすいように工夫し、食べられたらひたすら褒めることで、子どもに自信がつきますから、じょじょに大きな野菜の塊や、今まで食べたことのない野菜でも食べられるようになります。
食べ物がどこから食卓にやってくるのかということを解説する絵本もありますが、親がそのルートを教えても興味のない子どもには効果がありません。
食べ物を残す子どもは少食の場合もありますから、無理に食べさせる必要はありませんが、一口も食べないと言うことは好き嫌いの可能性もありますので、食べられる工夫をして、食べられたら褒めるを繰り返してみましょう。
Photo by Mads Bodker