子供は風邪を引きやすいものと思っていても、同じ年齢なのに全く風邪を引かない子もいます。
実は偏食する子供より、食生活がしっかりしている子供の方が風邪は引きにくいと言うのです。
・必要な栄養素を取ることができることが条件
風邪を引くのはウィルスへの抵抗力が弱まっているためです。
体が冷え、ウィルスが活性化すると風邪を引くのですが、食生活がきちんとしており、栄養を取ることができる子は風邪を引きにくくなります。
例えば夏は体を冷やして熱を発散させる夏野菜などを食べる、冬は生姜など体を温めるものを食べるというのは風邪対策として大切なことです。
さらに免疫力をアップするためにビタミンを取ることも、腸内環境を改善することも子供が風邪を引きにくくするには最も適していると言われています。
・1日3食食べること
もう一つ大切なことは、食事の時間を守り、1日3食食べることです。
朝ご飯を食べる子供の数が減っていると言いますが、朝ご飯は1日の活力を作るために大切なことです。
子供は1日の中で膨大なエネルギーを消費しますから、朝ご飯からしっかり取らなければエネルギー不足となって風邪を引きやすくなります。
エネルギーが充満していれば、抵抗力もできるので風に強くなるのです。
朝、昼、夕食をできるだけ同じ時間に食べ、しっかり眠ることが大切と言うことです。
もし風邪を引いてしまったら、体をしっかり休ませ、食べられるものを食べ、徐々に栄養を取り戻していきましょう。
子供が風邪を引きやすいのはどうすればいいのか悩んでいる方は、一度食生活を見直してみてください。
Photo by Valentina Yachichurova