子供が風邪を引くと心配ですし、食事はのどを通るだろうかと不安になりますが、回復食はどのようなものを食べさせるといいのでしょうか。
・症状別に回復食を用意しよう
回復食は症状を見て用意するのがお勧めで、特に風邪を引くと多くの子供が訴える咳と鼻に対してはネギやニラ、しょうが、梅干しと言った汗を出したり殺菌作用がある食べ物を中心に与えるといいでしょう。
のどが痛い場合は、大根やすりおろしたレンコン、レモン汁を加えたものを上げるのがおすすめですが、好き嫌いもありますから子供が食べられるものを用意してあげてください。
また根菜は体を温めながらも胃に負担をかけませんから子供も食べやすく、また鼻やのどの粘膜を守ってくれる作用もあります。
お腹を壊す風邪を引いている場合は冷たいものをあげると余計におなかを壊してしまいます。
熱が出ているから冷たいものをあげたいという気持ちはわかりますが体を冷やすものは症状を辛くするだけですから控えましょう。
熱があるけどお腹は大丈夫というのならアイスクリームや冷たいゼリーは口当たりもよくあげてもいいのですが、おなかを壊している場合はしばらく冷たいもの、乳製品はあげられませんので別のもので代用してあげてください。
たんぱく質もお肉や魚が食べ辛そうなら卵をかき玉汁にしたりおかゆに入れたり、豆腐を使ってみたりするといいでしょう。
もちろんお腹を壊していないようならヨーグルトもお勧めですし、フルーツを入れたヨーグルトはビタミンを一緒にとることができます。
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