小さい子が質の高い、深い睡眠を取るには、寝る前にリラックスをすることはもちろん、安心感や幸福感を感じることがもっとも効果的です。
寝る前に怒られたり、辛い、寂しいというようなマイナスな気持ちになると、それが睡眠にそのまま反映されてしまうので、眠りが浅くなってしまいます。
ですので、ママやパパが添い寝をするのはもちろん、声を聞かせて安心させてあげるのは、深い眠りにとても効果があるのです。
もちろん、その日あったことを話すのもいいのですが、睡眠前にはやっぱり絵本の読み聞かせをするのがオススメです。
普段は自分から頼まないと遊んでくれない、頼んでも忙しいからと言って断るママやパパが、そばに寄り添って自分のために本を読んでくれるというのは、子供にとっては一番愛を感じられる瞬間です。
愛を感じると、人はとてもリラックスして幸せな気持ちになります。
こういった気持ちで得られる睡眠というのは、とても質が高く朝までぐっすり眠ることが出来るのです。
ただし、このようなシチュエーションは、直前までゲームをしていたり、テレビを観ていたりしてはすぐには作れません。
子供は興奮するとしばらくその状態が続くので、お布団に入っても絵本に集中できず遊んだりしてしまい、結局は「早く寝なさい」ということになってしまいます。
ママ一人で夕飯の後片付けや翌朝の準備などをして、それから寝かしつけようとすると落ち着いた環境が作れないので、パパと役割分担をして絵本を読む環境を整えてから読んであげましょう。
Photo by Auburn