子どもは褒めて育てましょうと言われます。
しかしこれは、叱ってはいけない、ということではありません。
気をつけたいのは、子どものやる気を削いだり、自信をなくすような叱り方です。
子どもにとって悪影響のある叱り方を覚えておくと良いでしょう。
1)子どもの将来性を伸ばしたい、勉強に興味を持ってほしい場合の叱り方
苦手だよね、お友達を見習いなさい、どうして分からないの、といった言葉はかけてはいけません。
自分は駄目な人間で、何をしても意味がないということを考えてしまい、何もする気が起きなくなってしまいます。
親の期待が大きすぎるために出てきてしまう言葉が多いようですから、子どものやる気を削がないためにも、解決方法に向けて一緒に考えてあげるようにしましょう。
2)子どもが言うことを聞かなくなる叱り方をしない
前言撤回する言葉をかける、脅迫する、褒めない、といった叱り方をしていると、子どもが言うことを聞かなくなることがあります。
信頼関係が崩れるためです。
要はアメとムチの使い分けなのですが、子どもの良いところを見つけてあげることです。
信頼関係を築くことが子どもが素直に言うことに耳を傾けてくれることにつながるんですね。
3)叱るべきことを叱らないのもだめ
子どもを溺愛するばかりに出てきてしまう叱り方もあります。たとえば、どうしてお遊戯会で主役じゃないのか、と言ったり、何でも親のおかげと恩を着せたりしてはいけません。
逆に、わがままを言っているのに叱らない、というのもよくありません。
子どものことを考えるなら、やってはいけない叱り方を覚え、しないように気をつけてくださいね。
Photo by nerissa’s ring