赤ちゃんにとって、もっとも安心できるのが授乳です。
おしゃぶりがあることから分かるように、ママのおっぱいを咥えるのは赤ちゃんが一番ほっとできる時間なのですね。
ですので、寝かしつけをするときには授乳をしながら、というママも多いのではないでしょうか。
ただし、この授乳が夜泣きの原因になることもあるのです。
いつもいつも添え乳で眠る習慣がついている赤ちゃんは、無意識のうちにおっぱいを求めて泣き出してしまいます。
もちろん赤ちゃんによっても寝かしつけ方によっても違いはありますが、授乳での寝かしつけを癖にしてしまうと、1時間おきに夜泣きをするという赤ちゃんも少なくありません。
この状態を変えるには、新しい入眠方法を教えてあげる必要があるので、ある程度の年齢になったら夜間断乳をするといいでしょう。
夜間断乳とは、その名の通り夜は少しずつ授乳回数を減らしていくという方法です。
やり方は寝る時には授乳しないのを基本に、例えば2時間おきだったのを3時間おきに、次は4時間おきにというように、赤ちゃんの状態や授乳回数に合わせて行っていきましょう。
はっきり言って、最初の数日間は寝かしつけるだけでも大変なので、授乳すれば泣き止むという誘惑に負けそうになるかもしれません。
ですが授乳しても数時間後に泣き出してしまうのであれば、一時的に泣き止ませても意味がありません。
それより、いつまで続くか分からない夜泣きに耐えるより、どんなに大変でも夜間断乳をすれば夜泣きをしなくなる方が後々ずっと楽ですよね。断乳できるまで頑張ってみてくださいね。
Photo (c) Carolien Dekeersmaeker