子どもの記憶力について不安を感じたママはいませんか?自分の子供は何も今日一日の出来事を話してくれない、すぐに忘れてしまう、忘れっぽい・・・ほかの友達と比べると友達のほうがよく覚えてて、色々なことを話している・・・。
そんな不安があるママに安心してもらうために調べてみました。
実は、子供の脳というのは短期脳と呼ばれる、すぐに忘れてしまう脳なのです。
これは記憶力が良いとか悪いとか関係なく記憶がすぐになくなってしまう脳を持っているということです。
生まれつき記憶力がよい脳を持った子供なんていないというわけです。
3歳すぎになると徐々に記憶が良くなってきて、一日の出来事をちょくちょく話す機会も増えてくるでしょうが、これには個人差があるので一概には言えません。
では子供の脳に違いがないのなら、どうすれば子供の脳の記憶をアップさせることができるのでしょうか。
それは、子供の好きな物語、ストーリーにしてしまえば簡単です。
イメージを膨らませる会話をしてみましょう。
犬が歩いていれば、「わんわんだよ、ふわふわしているね」だとか、「とりさんだよ。ぽっぽー」とか、そんな風に付け加えることによって子供は脳の中でそれを印象づけることができます。
繰り返すことで覚えていきますから、心配することはないでしょう。
6歳くらいになるとほぼ1日の全ての出来事を覚えているはずですが、個人差があるので、1日の出来事を教えてくれないから記憶力が悪いんだ・・・と落ち込む必要はありません。
誰だって最初はイチからのスタートなんです。
子供も一生懸命努力して成長していっていますから、それを温かく見守ってあげましょう。
Photo by John Morgan