子供は素直です。
ですから、欲しいものは欲しい、と素直に言いますが、時には駄々をこねて親をこまらせることがあります。
今ではあまり見ませんが、あれ買って!買って!とスーパーなどでひっくり返って駄々をこねている子供がいますよね。
まず、この心理の背景にはママに構って欲しい、甘えたい、という欲求があることを忘れてはなりません。
もちろん、普段愛情がなく子供に接しているわけではありませんが、子どもはその時になると何故か分からず愛情を欲しがるということです。
ですから、まずは子供の気持ちをきちんと受け止めてあげましょう。
しかしスーパーで駄々をこねてひっくり返っている子供に優しくもできないママは、とりあえず、「気をそらす」ことをさせましょう。
例えば幼稚園の先生がいるよ、とか、お友達がいるよ、などと言えば、子供も起き上がってくるでしょう。
さらには放っておくことも時には必要です。
先に行っているからね、と言って、先に行くと、待って~と子供はついてくるものです。
駄々をこねるより放っておかれるほうが子供は怖いからです。
このようにちょっとした工夫で子供の気をそらすことができますから、駄々をこね始めた子供にはそのようなことで対処するようにしましょう。
子供をその場に残して立ち去るなんてとてもじゃないけれどできないと感じるかもしれませんが、ママさんの勇気も必要です。
ママの勇気が子供のダダこねを防ぐことができるのですから、少しの勇気を持って試してみて下さいね。
Photo by Nate Grigg