子供が急におもちゃを投げてかんしゃくを起こすことがあります。
このような場合、子供なりの理由があるので、叱るだけでなく、子供の気持ちに寄り添うことも考えましょう。
ただし、怪我の危険などがある場合は別です。素早く真剣に叱る必要があるので、先に叱ってください。
絶対に投げてはいけないもの、ハサミなどを投げた場合には、厳しく叱る必要があります。
ハサミが人に当たったらどのようなことになるのかを説明する必要がありますし、まず投げるものではないのだと厳しく教えてください。
さて、危険なものでない場合は、子供の気持ちに寄り添ってみましょう。
3歳から6歳くらいの子供であれば、話をすることもできるようになっていますが、まだまだ自分の気持ちをすべて言葉で表現することはできません。
そのため、イライラしたり寂しい気持ちになったりすると、おもちゃを投げるなどの行動を起こして、パパやママに気づいてもらおうとしていることが多いのです。
おもちゃを投げてしまうという場合には、何かがうまくいかない気持ちや子供が不機嫌になっている気持ちを、パパやママが代弁して声をかけてあげるとよいでしょう。
子供はパパやママに理解されていると感じることができて落ち着くことができます。
その上で「おもちゃが痛いって言ってるよ」と、おもちゃを労わることも教えてあげれば、自然とおもちゃを投げる回数も減っていくと考えられます。
Photo by Donnie Ray Jones