子どもを叱るというのは親からしてみれば愛情の裏返しとか、子どものためを思ってと考えます。
しかし子どもがそれに気づくのはだいぶ経ってからの事であり、叱り方によっては子どものやる気をなくしてしまいかねません。
教育方針に関しては各家庭による違いもありますが、親が子どもに言ってはいけないNGワードを知っておく事も大切です。
叱るという事は子どもにとって必要な事ですから、全く叱らないというのも問題です。
叱り方もコツを覚えれば子どもの心を傷つけたり、やる気をなくしてしまったりという事も回避できます。
親が子どもに言ってはいけないNGワードとしては、
「ダメ」
「早くしなさい」または「まだできないの?」
「何々ちゃんは出来るのになぜあなたはできないの?」
「こんな子私の子どもじゃない」あるいは「こんな子お母さんは嫌いよ」
「何度言ったらわかるの?」
これらは全てNGワードです。
いかがでしょうか?子どものためと思っていてもつい腹を立てて言ってしまう言葉がたくさんあります。
子どもを否定したり、非難するような言い方をしたりすると、子どものやる気を失わせるだけでなく心に大きな傷を残してしまいます。
いつも叱られる時にこのような言葉を浴びせられると子どもは、親から愛されていないとか、自分はいらない子だったのではないかと不安になります。
不安から親に反抗したりストレスから暴力的になったりする事もあるので注意してください。
またネガティブな言葉を浴びながら育つと、チャレンジする前から諦めたり、できることもできなくなったり、マイナス思考の無気力な大人になってしまう可能性もあります。
なぜ出来ないの?ではなく、こうしたらうまくできると思うよ?と、同じ意味でも言い方を変えるだけで上手に叱る事ができます。
Photo by Nozomu Okabe