子どもを愛するがゆえに、悩みも尽きないもので、毎日口うるさくなっているママも多いのではないでしょうか。
そんな悩み多きママの間で「声かけ変換表」なるものが話題となっています。
これは、子どもに声をかける時に、代わりにこう言えば子どももスムーズに話しを聞いてくれるようになるよ、という言葉を表にしたものです。
・目から鱗の「声かけ変換表」!指示や命令、禁止の言葉はこんなふうに!
「声かけ変換表」の一部を紹介しましょう。
『危ない!』というのは、より具体的に、『止まって!』などと伝えます。
『うるさい!』と伝えるよりも、より具体的に、『声をボリューム2くらいにしてもらえる?』と伝えます。
『もう、早く帰るよ!』というのは、『あと3回やったら帰ろうね!』と、指で見せて折っていきます。
このように子どもには指示や命令、禁止の言葉をたくさん言っていますが、抽象的な言葉ではなく、より具体的にどうするのか伝えることがポイントです。
子どもはママの言うことをわざと聞かないというよりも、言葉が抽象的過ぎて具体的にどうすればいいのかが分かっていないのかも知れません。
・叱咤激励や状況判断編も!
叱咤激励の際に言ってしまいがちな『○年生みんな出来るよ』というのは、『去年よりも出来るようになったね!』と比較対象を本人にして褒めてあげます。
『ここが間違っているよ』というのは、『おお!ここまでは出来ているね!』と、出来ないところではなくて出来ている方にスポットを当てて褒めてあげます。
『集中しなさい!』は、『何やっていたんだっけ!?』と今に戻してあげる声かけをして、『しつこい!』というのは、『ママ、だんだん腹が立ってきたよ!』と感情を伝えます。
このように、言い方を少しだけ変えるだけで印象がガラリと変わり子どもにも分かりやすくなるので、言うことを聞いてくれるようになるはずです。
「声かけ変換表」は、FacebookやTwitterなどでシェアされているので、ぜひ詳しくご覧になってみて下さいね。
Photo by Fiona L Brown