日本には、言霊という言葉もあるように、口で発する言葉にはとても大きな力があります。
そして、子どもはママが発する言葉から、感情や考え方まで吸収しているのです。
・気をつけたい!ママの言葉で子どもたちは学んでいる!
口癖というものが誰でもありますが、これは大人だけでなく、子どもたちにもあります。
「あ~しんどい」「とっても素敵ね~」「凄いね~」「疲れたわ~」などのようなママの口癖を、一番そばにいる子ども達は真似しています。
保育所や幼稚園などで、子どもたちはママの言い方までもをそっくりに真似をしています。
このように子どもたちは一番に身近な大人であるママの口癖を真似るのですが、同時にその言葉に宿っている感情や価値観までもを吸収しています。
ママの言葉を子どもたちはとても良く聞いているので、「こんな時にイライラするのね」「こんな時にありがとうって思うのね」「こうなると嬉しいと思うんだ」といった具合に、どんどん言葉とそれに伴う感情までもを学んでいるのです。
毎日忙しくしていると、ママはどうしても感謝よりも愚痴や不満が多くなっていないでしょうか。
感謝を感じることは、そのまま幸せを感じることです。
これは科学的にもきちんと証明されていることです。
反対に愚痴や不満が多いと、幸せを感じることができません。
子どもに幸せになってもらいたいと思うなら、子どもの前でママ自身が日々感謝の言葉を口にすることが、とても大きな影響力を持っているのです。
ほんの些細なことでいいのです。
毎日の生活の中で感謝することはたくさんあるはずです。
「ご飯が美味しくて良かったね」「ニコニコ笑顔で手を振ってくれてくれて良かったね」「とてもやさしくしてもらったね」などと、感謝することがあったら、すぐにママ自信が言葉にして表現してみましょう。
感謝の言葉が口癖になれば、子どももママもいつも幸せを感じることができます。
感謝という感情は、万国共通で、感謝する人、そして感謝される人、両方が幸せを感じるものです。
子どもの人格形成の最も大切な時期に、感謝するクセをつけてもらいたいですね。
Photo by furiousmadgeorge