どんな親でも子どもは愛すべき存在ですが、同時に毎日の育児にイライラを募らせ、爆発寸前のママもたくさんいるでしょう。
生まれたばかりの頃はあんなに可愛かったのに、今は全く言うことを聞いてくれない!悪さばかりする!など、育児には悩みがつきものです。
最近、こんな育てにくい子どものことを、ディフィカルト・チャイルド(Difficult Child)と呼んでいるようです。
ディフィカルト = Difficult=難しい、つまり「育てるのが難しい」という意味です。
ここでは、ディフィカルト・チャイルドについて、詳しくご紹介したいと思います。
●うちの子も!?育てにくい、ディフィカルト・チャイルドって何!
育児は大変なのは分かっているけど、あまりにもうちの子は育てにくい!と感じているママも多いようです。
そんな子どもはもしかすると、ディフィカルト・チャイルドかも知れません。
ディフィカルト・チャイルドとは、育てるのが難しい子どものことです。
夜泣きが激しかったり、癇癪持ちだったり、食事時になると遊びまわって食べてくれなかったりと、とにかく気難しく育てにくい子どもなので、ママもパパもいつも振り回されっぱなしで参ってしまうでしょう。
このようなディフィカルト・チャイルドとは反対に、あまり手のかからないイージー・チャイルド(Easy Child)と呼ばれる子どももいます。
育児書通りに育てられて、小さい頃からぐっすり眠ってくれて夜泣きもほとんどなく、ご飯もきちんと食べてくれるなど、聞き分けが良く非常に育てやすいのがイージーチャイルドです。
もちろんどんなママでも我が子には、イージーチャイルドであって欲しいと願いますが、こればかりは分かりません。
というのもディフィカルト・チャイルドにイージーチャイルドは、躾や環境によるものではなく、その子自身の生まれ持った性格によるところが大きいからです。
●ママの性格によって影響する?
また、ママの性格によっても、我が子がディフィカルト・チャイルドにもイージーチャイルドにもなります。
同じように暴れる子どもでも、おおらかなママにとっては育てやすいイージーチャイルドに、神経質なママにとっては扱いにくいディフィカルト・チャイルドになることも十分に考えられます。
またイージーチャイルドの子どもがいつまでも育てやすいとも言えませんし、ディフィカルト・チャイルドの子どもがずっと気難しいわけでもありません。
イヤイヤ期や、幼児期、反抗期などを経て、それはどんどん変わっていくのです。
ただ、ディフィカルト・チャイルドの育児で大変だと感じたら、周囲の助けを求めることが大切です。
地域の子育てサークルなどに参加すれば、保育士さんによる育児相談もあるのでお子さんと一緒に出かけてみてください。
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