ついつい子供を叱ってしまうというママは多いと思いますが、叱りすぎてしまうことはありませんか。
もし子供を叱りすぎた場合、子供にどのような影響を与えるのでしょうか。
・自分の意見を言えなくなる
叱られ続けると自分がしていることがすべて間違っているのではないか、という気持ちになり、自分に自信を持てなくなります。
するとだんだんと人に意見を言うことができづらくなり、自分の気持ちや意見を言えなくなってしまうのです。
そうすると、どうしたいのか言ってほしいのに口を開かない、それがかえって周囲をイラつかせてしまうということにもなりかねません。
叱るということは悪いことを正すためには必要ですが、叱りすぎないことが大切です。
・人の顔色をうかがうようになる
叱られ続けた子供は相手がどうして機嫌を悪くしているのか、顔色をうかがうようになります。
いつ、どのタイミングなら自分が何か言っても大丈夫か、タイミングを計るのです。
大丈夫な時に言葉を放ってくるので、ママとしては楽ですが、本当に意見を聞きたいときに話を聞くことができにくくなります。
またお友達同士で遊ぶときも、自分の意見を言いづらいので相手に従うことになりかねません。
万が一機嫌が悪い時に言葉を発してしまったとき、相手からにらまれるということがさらに起これば、余計に何も言えなくなってしまうでしょう。
子供を叱るときは後からフォローを入れることも大切なポイントです。
どうしていけないのか、どうすればいいのか、またいつまでも同じことで叱りつけないということも考えてみましょう。
photo by Arne Hjorth Johansen