幼稚園の頃から英語教育をする傾向が増えていますし、最近は幼稚園でも英語教育を取り入れているところがあります。
では3～6歳児が英語教育を受けるメリットはどこにあるのでしょうか。
この時期、脳がまだまだ発達中で完成していないので、新しい知識を取り入れられるということがあります。
実は人の脳と言うのは8～13歳まで常に成長をし続けています。
これをクリティカルエイジというのですが、言語能力の発達はこの時期までに習得したものが長年残るとされているのです。
3～6歳は言葉も達者になりますし、クリティカルエイジに達する前なので、どんどん新しい知識を溜めていけます。
脳内ネットワークが急増して育児期に英語教育を受けると、まだまだ吸収力の高い脳はどんどん英語を習得していくのです。
またヒアリングに強くなると言うメリットもあるのですが、人の聞き取り能力の完成は非常に早いと言われています。
たとえば音楽の世界では、5歳までに覚えれば絶対音感が身につくといわれています。
これは英語も同じことで、幼児期にふれさせ始めることでLとRを区別できるようになるなど、微妙な違いも分かるようになるのです。
もう一つ挙げるとすれば、抵抗感のなさがあります。
日本人は英語に対して苦手意識を抱いている人が多く、苦手を克服するのも難しいとされています。
ところが幼児期は何でも受け入れられますので、英語が苦手、と認識することがほとんどないのです。
もちろん楽しみながら英語を学ばせるのが何よりも大切ですね。
Photo by Kelly Sue DeConnick
