子供というと「我慢ができない」「モノを大切にしない」「すぐ泣く」などのイメージがあるもの。
反対に、何かを全力で頑張ったり、ちょっとしたことで大笑いしたり、純粋な優しさを持っていたり。
子育てをしていると、大人にはない子供っぽさに苛立つこともあれば、微笑ましくて癒されることもありますよね。
ですが、子供子供と思っていても、毎日成長しているのですから、いつまでも子供じゃありません。
そんな「子供だけど実は大人」と思ってしまう瞬間の体験談を集めてみましていた。
「ちょっと前までは、私が具合が悪くてもいろいろとワガママを言ってごねたり、遊ぼう遊ぼうとせがんだりしていた息子。
主人はいつも仕事で、面倒は私しか見られなかったから、辛い体に鞭打っていました。
それなのに、この間微熱が出てなかなか起きられなかった時、タオルを濡らして絞って持ってきてくれたんです。
「大丈夫?」「寝ていていいよ」と言うので、本当にしばらく横になっていました。
時間がたったので気になって起きて行ったら、自分で本を読んで静かにしていたんです。
知らない間に大人になっているんだな、と少し感動してしまいました。」
「ちょっとしたことで夫婦げんかをしてしまったら、子供がいきなり「けんかしちゃだめ」と止めに入りました。
あるとき、むっとしたことがあり汚い言葉使いをしてしまったら、「あいつなんて言っちゃダメ」と突っ込まれました。
私が嫌いなものを残したら、「ちゃんと食べなきゃだめでしょ」と注意されてしまいました。
自分は大人だからいいやと思ってやってしまうことを注意され、子供の成長にびっくりです。」
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