日に日にやんちゃになり、口も達者になっていく子供に対して、ついつい感情的に怒ってしまい、あとで後悔してしまう、なんていう親御さんも多いのではないでしょうか。
親も人間ですから、感情的に怒ってしまうこともあります。
でも、怒っていない時にはできるだけ子供が喜ぶ言葉、すくすく成長してくれる言葉を選びたいものです。
ではいったいどんな言葉が子供にとって嬉しい言葉なのでしょうか。
実はとっても簡単なのです。
子供がたくさん親に話しかけてくるのは、親に自分の気持ちを分かってもらいたいからです。
子供の話しかけてきたことに対して、何か難しい言葉で返す必要はなくて、楽しい内容だったら、「それは楽しかったね。」面白かったという内容なら、「面白そうだね。」で良いのです。
これが子供にとっては一番嬉しい親からの言葉なのです。
もちろん友だちと喧嘩したなどという悲しい出来事もあるでしょう。
そんな時にも「悲しかったね。寂しかったね。」と子供の気持ちに寄り添う言葉を返してあげれば良いのです。
もちろんこれば心から共感して言葉を返してあげることが大切です。
上辺だけの言葉なら、敏感な子供はすぐに見透かしてしまうでしょう。
親がしっかり子供に共感してあげることが、子供にとってそれが一番安心できることで、喜ぶことなのです。
何も厳しく躾けることだけが親の役割りではありません。
子供の気持ちに寄り添い、共感する言葉をかけることで、子供は強く育つことができるのです。
Photo by Clarkston SCAMP