産褥期なら、赤ちゃんのお世話だけをしていればいいので、授乳でもおむつ替えでもすぐにしてあげられます。
ですが体の調子が戻ってきたら、育児だけではなく家事もこなさなくてはいけなくなります。
そうなると、シチュエーションによっては赤ちゃんが泣いていても、「ちょっと待ってね」ということも多くなるでしょう。
すぐに対応してあげたい気持ちがあっても、手が離せないこともあるので、そんな時こそパパに作業分担してもらいたいものです。
もちろん母乳をあげることは出来ませんが、おむつ替えならパパだってできます。
ただ、男性というのは赤ちゃんが生まれても、すぐに自分も面倒をみなくてはいけないという意識がない人が多いのが実情です。
基本的に育児はママがするもの、という固定観念があるため、赤ちゃんが泣いていてもママ任せになってしまうのですね。
また、手伝ってくれたとしても、やり方が雑だったりするのでママもストレスを感じてしまうこともあります。
ですが赤ちゃんにとって、おむつは快適に過ごすために欠かせないものですし、お尻がかぶれたりしないようにするためにもきちんとしておかなくてはいけません。
ママからすると「おむつ替えなんて簡単でしょ」と思うかもしれませんが、男性にとっては案外難しいものです。特にうんちの場合はハードルが高くて、「ママ、うんちだった!」と丸投げしてしまう男性も多いもの。
ですので、男性には子供に教えるように、実際にやって見せながら、わかりやすく説明して、気をつける点も伝えて、教えておくといいですね。その後に、ママの見てる前でもやってもらい、チェックしながら「そうそう上手!」とか「ここの間にうんちが残りやすいので特に気をつけて拭いてね」とか教えてあげましょう。
また自分からは何もしない、というパパなら、赤ちゃんが泣いていたらおむつをチェックしてもらうことから始めましょう。
いずれにしても、上手におむつ替えをしてもらうにはママからのアクションが必要と割り切って、早い段階から声をかけて、上達してもらいましょう。
Photo by Paul Schultz