幼稚園に通う子度緒がいじめに合ったとき、どのように対処すればいいのか、3つの対処方法をご紹介します。
1つ目は必ず登園させることです。
幼稚園でいじめに遭うと、辛いと思いますし、幼稚園に行きたくないと思うことでしょう。
それは親御さんもよく分かるのではないでしょうか。
ですが一度いやなことがあったとしても、本当に幼稚園で学べる、体験できる楽しいことは幼稚園に行かなければ分かりません。
実際に、幼稚園にお子さんを通わせているお母さんが、子供がいじめられているのではないか、という不安を抱いたそうです。
お子さんは行きたくない、の一点張り。
しかし幼稚園の先生からは、幼稚園が楽しいということが分かれば大丈夫、とお母さんに伝え、無理やりでもいいのでつれてきてもらったそうです。
幼稚園の先生もプロですから、子供がどのようなことで悩んでいるのか、困っているのか、きちんと向き合ってくれます。
ある幼稚園では、入園式のときに、幼稚園では先生みんながお母さんになります、と宣言します。
だからこそ、親御さんは先生に幼稚園でのことはお任せし、見守ってあげることが必要なのです。
2つ目は笑顔で見送ることです。
子供は不安になるとお母さんの顔を見ます。
ですがそのときお母さんも不安そうな顔をしていると、お子さんにもうつります。
お母さんが笑顔で見送ることで、子供も安心して幼稚園に行くことができます。
3つ目はそっとしておくことです。
幼稚園に行きたくない、といわれ、なぜ行きたくないのか問いただすことは好ましくありません。
本当に辛くて行きたくないのであれば、子供は知られたくないので黙秘してしまうのです。
何かあったとき、大人はその原因を追究しようとします。
ですが子供はその理由を言いたくありません。
というのも、慎重な性格の子供の場合、新しい環境、問題に対し、不安を抱くために黙ってしまうからです。
ですからこの場合、何があったのか問いただすのではなく、何があったとしても、ママはあなたの味方である、ということを言い聞かせ、教えていくことが大切です。
楽しくない、といった場合、なぜ楽しくないのかと問いただしていじめの事実を引き出すよりも、ママが味方になるから大丈夫、などのように言葉をかけ、お子さんを安心させることを第一に考えていきましょう。
もしもいじめの現場を目撃することがあったなら、その場できちんと相手をしかることも大切です。
子供はその場で学びますから、なぜいじめてはいけないのか、ということも考えるようになるのです。
お子さんがいじめられていると分かったとき、実践してみてください。
Photo by Bigstock