・自治体の支援制度が少ない環境
実は子育て支援制度は自治体ごとで違います。
大都市の場合は予防接種が無料で受けられるものが決まっていますが、都心から離れると、普段は有料の水疱瘡やおたふく、インフルエンザワクチンを無料、あるいは格安で受けられる制度が整っています。
・保育所、幼稚園の数が少ない
子供の数が極端に少ない市町村なら分かりますが、子供の数もある程度いるのに、家の近くに保育所や幼稚園がない場所は小さい子どもを育てるのに向いていません。
・公園がない
子供を晴れた日に遊ばせようと思っても、公園が近くになく、道路や駐車場で遊ばせなければならない街は子育てに向いていません。
・小さい子供が少ない
ある意味、子供が自分のところだけなら周囲から可愛がってもらえそうですが、緊急事態の場合、小児科が近くになかったりすると、大変です。
・狭い道路が多い
車1台が通るのがやっとというような道路が多かったり、通学路が狭い道路で登下校時刻に車も通るような道が多い街は、子供にとって危険がいっぱいです。
・車の交通量が多い
逆に車の交通量が多い場合、まだ自分で交通安全を守れない子供には危険がいっぱいです。
子供は親や兄姉などの姿を追ってしまいますから、非常に危険です。
・公共交通機関が少ない
バスの本数が1時間に1～2本くらいしかない、JRが通っていないような場合、どこかに出かけようとしても中々出かけられません。
ただし、市内循環バスなどが走っている場合は、割と便利なことも多いようです。
・音がうるさい街
車の音だけではなく、飛行場の近くで飛行機がよく通る場合、子供も静かに過ごすことができません。
夜はほとんどありませんが、子供のお昼寝時間は関係なく飛行機や車の往来があります。
・事件、事故が多い
子供が巻き込まれる事件や事故が多い街があげられます。
事件、事故のない街というのはまずありませんが、頻繁に起こるような場合は注意したいものです。
・病院や公共施設が遠い
子供にとって最も重要なポイントです。
病院が近くにないと、車がない家庭は大変です。
今すぐお医者さんに診せなければならないとき、急いで診察してほしいときは特に大変ですし、また親が病気になったときも大変なことになります。
学校や児童館などが近くにない場合も、大雨や大雪の日でも歩かなければなりませんから、大変です。
このように、小さなお子さんに向かない街は意外と多いものです。
移住や引越しを考えている場合、引越し先の環境が子育てに適しているかどうか、様々な観点からチェックしましょう。
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