高級タワーマンションで生活をしている場合、ひきこもり親子になる傾向が高いと言われることがあるため、積極的に外出することを意識しておきましょう。
●外出がおっくうになる?
外出が面倒になることがあり、なかなか散歩などに出かけることがなくなってしまうと言われる高級タワーマンションでの育児は、子どもの社会性や発育に悪影響を与えてしまいます。
外で同世代の子どもと遊ぶことや、ママ本人がママ友とコミュニケーションを持つことは大切で、日の光を浴びることで子どもの体は丈夫になります。
また、高級タワーマンションの高層階に住んでいる子どもは、幼い頃に外で遊んだり自然と触れ合う機会が少ないことが将来の学力にも影響を与えると考えられています。
●高級タワーマンションに住む子どもの学力の問題とは?
収入が多く、両親とも高学歴である確率が非常に高い高級タワーマンションに住む子どもたちは、中高生の時点での学力は一般的なものよりも高くなると言われています。
しかし、幼少期にひきこもり親子として過ごしていた場合には、自分で物事を考えアイディアを出す力などが乏しいことがあります。
また、高層階に住んでいると周りの風景をいつも上から見ているため、外に出た時に小さな花や虫などに意識が向かず、ほとんどの物を風景の一部と認識してしまうことがあるようです。
●高所に対する意識の低さ
また、精神面でも、高所を恐がらない傾向が強まるため、転落事故を起こす危険性も高いと言われているので、実際に木登りなどをして、自然の中で高さを知る体験をすることも必要です。
●サービスの良さなどメリットを生かして
タワーマンションには、共有スペースが充実していたり、コンシェルジュが常駐して子どもが安心して帰宅できたり、メリットもたくさんあります。
交通アクセスがよい立地であることも多く、共働きの家庭でも、パパやママの通勤時間を短縮できて、早く帰宅できるのも魅力です。
高層階に住む場合は、上記のような特色を理解し意識したうえで子育てができるといいですね。
Photo by Donnie Ray Jones