ひきこもりは若い世代や学生に多く見られると考えられることが多いのですが、ママにも起きることがあります。
ママの場合、家族以外の人とのコミュニケーションをせずに、平日は1日に1回家を出るか出ないか、用事がある時だけしか外にでない、人に会わないなど、ひきこもり状態だと考えられています。
●こんなママがひきこもりになりやすい
ひきこもりになりやすいのは、完璧主義だったり、他人に気を使いすぎてしまうママ。
また、金銭的に遊びに行く余裕がない場合にも、つい家にこもりがちになってしまいます。
パパの仕事の都合で引越しが重なっていると、ママ友が作れずに一人になってしまうこともある上、ママ友とのトラブルが恐くて外出できないママもいます。
また、出産をしたばかりのママは疲れてしまって外出をしなくなる傾向が多く、そのままひきこもりママになるケースも見られます。
最近ではインターネットやテレビの通販で買い物が済み、育児に関する情報などもスマホで閲覧できるため、ますます家にいることが多くなるのです。
●孤育て(こそだて)やひきこもりママへの対策は?
ひきこもりの状態から脱却するためには、ママ友や学生の頃の友達と会う機会を作るなど、出かける予定を積極的に作ることがおすすめです。気ごころの知れた相手を選ぶといいでしょう。
自然と身なりを整えるようになるので、予定が特にない日でも外に出かけてみようと思う気持ちも高まってきます。
精神的にダメージを受けている場合などには、あまり無理をしないことも大切ですが、外の世界には様々な刺激や魅力があることを忘れないようにしましょう。
Photo by Kona Gallagher